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こんにちは、本館2階介護杉原です。
今日は乙野隆彦さん著、幻冬舎から出版されている【ナラティブホスピタル】という本の5章・ナラティブは関わる人の心を変える、についてお話をさせていただきます。
1章から5章で構成されているこの本の5章では初めてナラティブに触れ実際どのように心境の変化や仕事に役立てているのか、実際に勤めている看護師・介護士・理学療法士・臨床心理士のそれぞれの経験を基にナラティブへの思いや取り組みを知ることができます。

私も富家病院に勤めさせていただきナラティブという言葉を初めて耳にしました。「患者様との交換日記」「患者様の代わりに書く日記」そんな理解しかしていなかったような曖昧な昔の記憶です。私の中でナラティブに対して意識的に変わったのは勤めて数年経ち、ある患者様の対応に病棟職員のほとんどが困り果ててしまっていた時でした。「病気をする前はこんな人じゃなかったのよ・・?」と仰る家族の言葉に改めて病気の恐ろしさを再確認するとともに、私の心の中である一つの疑問が浮かんできました。「じゃあこの方は一体どんな方だったのだろうか?」この一つの疑問からご家族とお話をしたり、ノートでやり取りをしたりした事を他の職員同士でも共有したりしていくうちに、私達の看護・介護の対応が良い方に変化していったように思えました。ナラティブを通してその人の生き方を知る事で「この患者さんはこんな一面があったんだ」と思うことで、笑顔が増え、笑顔は患者様を励まし、励ましは最高の治療になりました。

簡単ではありますがこれが私の心が変わったエピソードです。4名の職員の実体験による
【心変わるエピソード】是非ご一読してみてください。

こんにちは。富家病院栄養科 矢野です。
「ナラティブ・ホスピタル 」より、一部抜粋いたします。

『慢性期病院の役割とは何か。それは なるべくケアを通して、そしてケアの過程でのQOL(生活の質)を上げること。病院にいる時間もまたその人の人生として、尊重することが大切なのだといえるでしょう。慢性期病院は、長期間通ったり入院したりした結果、その患者にとって最後の病院になるかもしれない場所だからです。・・・』

患者である前に人である。医療従事者は、治療に関心がいくばかり、「その人らしさ」を忘れがちです。もちろん、治療が二の次というわけではありません。患者の最期を、その人らしい終わり方で見送れたら、と思います。
患者の状態を診ていく、という先には、人生の先輩と関わることへの感謝と愛情を持ち、医療従事者として、どのように接していくべきかを意識しながら業務にあたることが、必要なのだと感じました。

こんにちは。臨床心理室の野村です。

本日は『ナラティブ・ホスピタル』の一部をご紹介します。

“ナラティブを実践するということは「専門家として患者を診る前に、一人の人間として出会い、向き合うこと」という忘れがちな医療あるべき姿を思い出させてくれることにつながるのです。”

患者と医療従事者という立場になると、つい心身の状態や治療といったものに目が向きがちになりますが、

よりその人のことを理解するためには、私たちが普段人と話して仲良くなるときのように、

相手に興味を持って向き合うことがなにより大切なんだなと感じました。

こんにちは。富家病院 検査科の辻です。

今日は、「ナラティブ・ホスピタル」の一部を紹介します。

「1人の患者さんをみていくうえで、その人の病歴だけではなく、その人の今までの人生の

<物語>を知ろう。そして、これから患者さん、家族、病院スタッフでその人の<物語>

をつくっていこう」

患者さんに関して、治療に必要な生活歴や習慣、家族構成などのデータを押さえることは

当たり前のことですが、ナラティブのアプローチではもう一歩踏み込んで、その人の歴史を知ろうとします。

その人の人生に参加し、関わっていこうという姿勢です。

その人についての関心や気づきを共有することで、親しみや興味が湧いてくるのです。

寝たきりだったり、体の自由が利かなかったりして、思うようにコミュニケーションすら

取れない患者さんも少なくありませんが、その人が今までどう生きてきたのかを想像することで、

医療人としてのもてなしの心を常に思い出し、日々仕事に取り組んでいきたいと思います。

ぜひ一度読んでみてください。

こんにちは!富家病院 医事課の田村です。

今年はコロナウィルスが流行し始め、例年より梅雨が長かったりとても大変な10ヶ月でした。

これからどんどん寒くなり、インフルエンザの時期にもなりますので皆様ご自愛くださいね。

本日はナラティブ・ホスピタルの第三章の紹介をさせて頂きます。

現場には、「病院とはこういうもの」「看護師の仕事とは、こういうもの」

「リハビリでは、こうして接すると決まっている」など、

職種ごとに仕事に対する従来ながらの価値観があります。

ナラティブを導入・浸透させていくためには、その垣根をなくして、

患者・入居者について「みんなで一緒」に考える、という態度を引き出す必要がありました。

院長先生の「されたい医療・されたい看護・されたい介護」を常に意識して

「みんなで一緒に」これからも頑張っていきたいと思います。

読書の秋2020年9月9日

こんにちは。富家病院 5階クラーク十和田です。

まだまだ残暑厳しい日々ですが、夕暮れに響く虫の声に秋を感じます。

今日はそんな秋にぴったりな本の紹介です。

『ナラティブ・ホスピタル』

既に読んだ方も多いかと思います。

富家病院のアプローチの軸「ナラティブ」との出会いからを、1冊に纏めた乙野隆彦氏の著書です。

入職し半年のわたしは「ナラティブ」を漠然と理解してただけでしたが、本書を読みモヤが晴れました。

第5章ではナラティブ活動がもたらした現場の声を聞く事が出来ます。4つの異なる部署からの、

4つの異なるエピソードなのですが、ナラティブにより繋がっているのを感じました。

明日、ナラティブノートを開くのが楽しみです。

富家病院  透析室  看護師 石河です

第5章では看護師・介護士・理学療法士・臨床心理士の4つの立場から患者様と関わり、ナラティブを通して感じたことが書かれています。

素敵な体験談の中から、私は看護師である加藤さんの話が印象に残りました。

加藤さんは終末期の患者様との関わりで、静かに死なせてほしいという患者様の希望に対し、人として見送ってあげたいと思います。そこで、家族や本人との会話からコーヒーが好きということを知り、綿をコーヒーに浸して寝たきりの患者様の口を湿らせてあげました。すると患者様はとても良い笑顔をみせたそうです。その患者さんは数日後に亡くなりました。加藤さんの患者さんとの関わりは、死を待つだけだった患者様の心に癒しと喜びを感じさせる看護だと思います。

ただ医療行為を提供するだけの看護師ではなく、私も加藤さんのように患者さんの心に寄り添う看護をしたいと改めて実感しました。

日々の業務の中で私たちは患者様の今の姿を見てしまいがちですが、今まで歩んできた人生の背景や価値観があります。その背景に目を向けることで、いつもと違う一面を見ることができ、患者様一人ひとりを知っていくことで患者様にとっての「されたい看護」が見えてくると感じました。

皆様もぜひ読んでみてください。

こんにちは。富家病院栄養科 矢野です。

「ナラティブ・ホスピタル 第5章」より、一部抜粋いたします。

あるとき、加藤氏は、他の病院から富家病院のメデカルホームに移ってきた脳梗塞の患者を担当することになりました。本人の状態はもうかなり悪く、静かに死なせてほしい、というのが一番の望み。従来の仕事の仕方であれば、それが本人の希望だからという理由で、そのまま見送ることが最適解と考えていたかもしれません。

しかし、加藤氏は人として見送ってあげたいと思いました。病気で寝たきりになる前は、コーヒーショップでコーヒーを飲みながら、人を眺めているのが好きだった、ということを知り、綿にコーヒーを浸し寝たきりのその患者の口を湿らせてあげました。その瞬間に見せたその患者の笑顔は、今でも忘れられないといいます。ナラテイブを通したアプローチからくる発想があったからこそ、加藤氏は得がたい感動を経験することができたのです。・・・

何かしてあげたい、何もせずに終わらせてはいけない、医療的ケアとしてすべきことがなくても、その人自身を把握し、その人に寄り添い、その人が喜ぶことをしてあげたいという発想は、より自然で人間らしいと思います。

読み終えますと、どこかふんわりとした優しい気持ちになれます。

貴方も、読んでみませんか(*^_^*)

こんにちは、富家病院外来の山本です。

今日はナラティブ・ホスピタルの一部を紹介します。

一見代わり映えのないような患者でも、ささいな状態の変化に気づいたら、「今日は調子がよさそうで、笑顔を返してくれました」などと、ナラティブ・ノートに記しておく。すると、それを読んだ家族からは「ありがとうございます」と嬉しげなコメントが返ってくる。

人は誰でも誰かにとってかけがえのない存在です。

そんな人の「個」の部分に注目する意識をナラティブは高めます。

興味のある方は読んでみてください。

こんにちは、昨年10月21日より富家病院 医事課に配属された木下です。

お正月も明け、寒さの厳しい毎日となっております。

今回はナラディブホスピタル第1章をご紹介します。

医療とは病気を治すこと

慢性期の病院では完治する見込みはまずないケースばかりです。

そこで、まず自分に置き換えてみます。自分がされたいかどうか。

また来たい、行きたいと思うかどうか。

ケアを受ける本人のメリット、気持ち、尊厳をまず考え、優先する。

この治すことがゴールではない医療ケアの中、ナラディブを取り入れる事での影響はどれほどだろうか。

患者にとって出来ていたことが出来なくなったという今より、以前の自分を知っていてくれていて共有してくれる心強さ、これがあるのと無いのでは大分違うのではないか。

また、家族の向き合い方も違ってくるのではないか。やってみることで色々な可能性があります。

最高のホスピタリティを提供する施設とは、自分がされて嬉しいとと思う事を追求すること、富家病院理事長の考える理想像であります。

富家病院全体のワン・チームで取り組むナラティブにしましょう!

是非、お読みください。

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