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物語2022年11月17日

こんにちは。富家病院3北病棟 介護士 杉原です!

今日はナラティブホスピタル 第2章

超高齢化社会のにおいて、ナラティブがどれだけ必要とされているかが書かれている【ナラティブホスピタル】についてお話します。

この本にはナラティブ(患者様の生きてきた軌跡・人生)の大切さについて主に書かれていますが、第2章では患者様の病気を理解し同じ立場、同じ目線に立つ為にはどうしたらいいのか?その事が医療にどの様につながり、そして、治療していくのかが書かれています。されたい医療とは・・?されたい看護とは・・?されたい介護とは・・?ナラティブとは。自分を改めて見つめなおすためにも是非一度、この本を手に取って読んでみてはいかがでしょうか?

こんにちは。富家病院検査科の増田です。

今日は、「ナラティブ・ホスピタル」の一部を紹介します。

『医療提供者側から「この症状や状態の人にはこうした方がいい」「こうするべき」「こうすることになっている」という判断を基準にケアをするべきではなく、「そのケアは、自分もされたいことかどうか」を基準に医療サービスの向上に努めてきた。』

採血などの医療行為は患者さんのために必要なことです。しかし、採血は針を刺す時の痛みなど、患者さんにとっては苦痛です。
単に医療行為・検査を行うだけでなく、今患者さんはどのような気持ちで何を思っているか自分ならどのようにされたいか考えることが大切だと感じました。少しでも患者さんの気持ちに寄り添うことでより良い入院生活を送れるように努めたいと思います。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

こんにちは!
富家病院 医事課の石井です。
みなさんは、ナラティブ・ホスピタルという本をご存知でしょうか。
今回は、その本のなかから、第五章の「ナラティブは関わる人の心を変える」について、ご紹介したいと思います。

当院は慢性期医療を担う病院です。
慢性期医療は、状態が落ち着いていて、長期的に医療ケアが必要な方を対象にしており、入院も長期になる方がほとんどです。また、コロナ禍ということもあり、面会の機会も減り、気を許せるご家族や友人の方との時間は短くなってしまっています。

そんな中、当院の取り組みの一つとして、ナラティブ(物語)ノートというものがあります。
これは、患者様のケアにあたる部署のものが、一つのノートを使い、文章や写真といった様々な方法で、患者様の日常や日々気が付いた事などを個人ごとに記録しているものです。
決まった記入方法はなく、患者様の趣味や好きなことなどが、各スタッフの記入の仕方で、記されています。各スタッフで視点も違うため、患者様について、よりよく知ることができ、読んでみると患者様と近づけたような気持ちになります。
また、ナラティブノートをつけることで、自然とスタッフと患者様のコミュニケーションが取れ、さらには、スタッフ間のコミュニケーションも増えているといいます。

こうしたナラティブという取り組みが、患者さんの身体だけではなく、心をケアし、また、患者様だけではなく、ノートをつけるスタッフや、そのノートを読むご家族様、患者様のことを大切に想う人たちの心までも、暖かな気持ちにすることが出来るといいます。

身体だけではなく、心のケアに注目し、一つ一つを、大切に行うことで、当院に入院して良かったと思える方が、一人でも多く増えたらいいなとおもいます。

こんにちは。臨床心理室の野村です。
本日は『ナラティブ・ホスピタル』の一部をご紹介します。

“ナラティブを実践するということは「専門家として患者を診る前に、一人の人間として出会い、向き合うこと」という忘れがちな医療あるべき姿を思い出させてくれることにつながるのです。”

患者と医療従事者という立場になると、つい心身の状態や治療といったものに目が向きがちになりますが、よりその人のことを理解するためには、私たちが普段人と話して仲良くなるときのように、相手に興味を持って向き合うことがなにより大切なんだなと感じました。

こんにちは。富家病院 本館3階北クラークの大石です。

本日は「ナラティブ・ホスピタル」の一部を紹介させていただきます。

ナラティブによって、その人の人生と向き合う。
たとえ寝たきりの人でも、その人には人生の物語があるし、まだ終わっていない。
スタッフがそれを共有し、日々記録し、心に刻んでいけば、その人の人生は進んでいく。
ナラティブを取り入れることで、慢性期医療の現場は、本人と家族にかけがえのない
意味を持ち、輝き始めるのです。

富家病院の理念、『されたい医療 されたい看護 されたい介護』

自分がされて嬉しいと思う事を追求し、患者様のお役に立てるよう、一日一日を大切に過ごしたいと思います。

こんにちは。看護師の齋藤です。

梅雨明けし本格的に暑くなってきました。

今回、ナラティブ・ホスピタル3章読ませていただき共感した文面は、

「その人の生き方やストーリーを聴くことによりその人を知っていこう、

と前向きにかかわる意欲がわいてくる。」という言葉です。

私の病棟には認知症の患者さんが数人います。

「帰りたい」や話をしていても話が通じなかったりすることがあります。なぜ・どうして。

と思うところが多々ありつつ仕事をする事でイライラしてしまう自分が居ました。

しかし、その人の人生を知ることによりどういう接し方をすることで理解しやすいか等、

1人ひとりの患者さんにあった対応をすることがとても大事なことであると共感する事が出来ました。

ナラティブノートを通して介護だけでなく患者さん一人ひとりと向き合う事も大切であると学びました。

これからも、患者さんに寄り添える看護が出来るような人になりたいと思いました。

こんにちは。富家病院 透析室の 林(温)です。

皆さんは『ナラティブ・ホスピタル』という本をご存知でしょうか?

今日は、その本の第2章に書かれている『ナラティブ(物語)の階段』

をご紹介したいと思います。

富家病院には患者様・入居者様の写真が一面に飾られている階段があります。

富家病院や関連介護施設に入院・入居された方々が、その間に見せた様々な

表情を写真に撮り、額に入れて飾ってあるのです。

カメラに向かうさまざまな笑顔は、慢性医療や介護の意義をストレートに

私達に教えてくれます。

私も透析患者様を病室まで迎えに行く際はこの階段を通っていくのですが、

思わず足を止めて眺めてしまう写真があります。

どれも素敵な写真ばかりですが、この写真の2人は何を話しているのだろう、

2人の間にはどれほど優しい風が流れているのだろう、と想像せずには

いられません。

この階段を通る度に、沢山の方々の物語の一端に関わってきた

富家病院の先輩方の思いを引き継いでいくことの大切さに気づかされます。

写真左:階段の壁面は、患者様のナラティブ(物語)で溢れています
写真右:時間の許す時は、思わず足を止めて見入ってしまう写真のひとつ

こんにちは。富家病院栄養科の齋藤です。

皆さんは「ナラティブ・ホスピタル」という本をご存知でしょうか。
今日はその本の一部をご紹介させて頂きたいと思います。

『家族や本人の会話から、その患者が病気で寝たきりになる前は、コーヒーショップでコーヒーを飲みながら人を眺めているのが好きな人だった、ということを知り、人生でそういう楽しみを持っていた人に最期に何をしてあげられるだろうかと考えた加藤氏は、「コーヒーを飲ませてあげたい」と思いつきます。そして、綿にコーヒーに浸したもので、ベッドに寝たきりのその患者の口を湿らせてあげました。
加藤氏は、その瞬間に見せたその患者の笑顔は今でも忘れられないといいます。』

『厳密な「医療行為」という意味からすると、コーヒーを味あわせてあげることは、大した意味のあることではないといえるかもしれません。しかし、「医療行為はもう何もいらない」と言ったあの患者の心を、あのとき、加藤氏ほど癒すことができた人はいなかったでしょう。』

治療するということだけでなく、ナラティブを大切にした上で実践した取り組みが紹介されていました。

長い闘病生活を病院でおくっている方も多いので、患者様のナラティブに耳を傾けながら、食事内容等も考えていきたいなと感じました。

こんにちは。富家病院 検査科の辻です。

今日は、「ナラティブ・ホスピタル」の一部を紹介します。

『ナラティブとは、英語で「物語」のこと。つまり、医療施設に訪れた患者の「今」と
「病状」だけを切り取ってその人を見るのではなく、人生という長い物語があって私達は
今出会ったのだ、という姿勢で患者のことを理解するアプローチです。』

患者様一人一人を深く理解すること、その人らしさを認め尊重し、その人をよく知ることにより温かいケアをすることできます。

病院に入院して過ごす時間が長くなれば、病院での日々の生活が日常になっていきます。
人生の一部を過ごす場所として、患者様にとって少しでも安らぎの場所となれるような
ところでありたいと思います。

コロナ禍で人との関わりが少なくなっている中で、自分がされて嬉しいと思えるような 少しの気遣いを忘れず、仕事に取り組んでいきたいです。

ぜひ一度読んでみてください。

こんにちは。臨床心理室 長谷川です。
「ナラティブ・ホスピタル」第2章より。

ナラティブ・ホスピタルとは
『「1人の患者を看ていく(診ていく)うえで、その人の病歴だけではなく、その人の今までの人生の“物語”を知ろう。そしてこれから患者さん、家族、病院スタッフでその人の“物語”を作っていこう」』
という発想から始まりました。

私たち心理士は入院時にご家族さまや患者さま本人から聞き取りを行います。
お体の状態や認知機能と言った身体的な面での情報もとても大事ですが、
性格や好きなこ・趣味、どんな仕事をしてきてどんな生活を送っていたのか、
時には出身や子ども時代の話まで遡って伺うこともあります。
患者さまの中には手足に麻痺があったり、寝たきりだったり、コミュニケーションがうまく取れなかったりする方も多いと思います。しかし、
「アウトドアで若い頃は海に山にとよく出かけてました」
「孫とショッピングに行くのが楽しみの一つだったんです」
という情報一つでもあると、なんだかその人がどんな人だったのか少しわかったような気がしませんか?
治療とは全く関係のない情報かもしれませんが、療養中の現在もこれからも、
その人らしい物語を作っていくための重要な情報だと思います。
改めて患者さまの物語を支えるお手伝いをしているという自覚をもって接していきたいと思いました。

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