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かけがえのない日常2020年7月8日

こんにちは。臨床心理室の野村です。

本日は日頃の心温まるシーンを1つ、みなさんにご紹介します。

メディカルホームにご入居されているAさん。

病気の後遺症で身体が思うように動かないところがあります。

そんなAさんには大好きな息子さんがいらっしゃいます。

息子さんは毎週面会に来られ、Aさんと2人でドライブをすることが習慣となっています。

ある日Aさんとお話をしていると「歳をとると子供になるってよく言うけど本当だね」

とおっしゃったので理由を尋ねると、

「ご飯のときはエプロンを持ってきてくれて…

ご飯をこぼしたときは『俺が拾うから無理して取らなくていい』と叱られ…

なんだか今は私が子供みたい」

と笑顔で話されていました。

息子さんのことが大好きであるが故に、

世話になりっぱなしで申し訳ないと思う気持ちが募りますが

息子さんは『余計なことは考えなくていいんだよ。当然だから。』と頼もしい一言。

お別れの時はいつもエレベーターの前までAさんがお見送り。

エレベーターが来ると、ほんの少し手をつなぎ、

息子さんが『じゃあな。また来るから。』と。

見送った後、Aさんは嬉しそうにお部屋に戻っていきます。

Aさんと息子さんの何気ない日常は、互いを思いやる気持ちからできた、

かけがえのない日常だなぁと感じました。

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