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失語症の先生は失語症の人である2015年6月23日

先日富家リハビリセンター川越の失語症フロアでおこなわれた

失語症ミニライブの1場面です。

この日初めて失語症フロアに参加のケアマネージャーさん、ご家族を交えて、失語症の方は普段ご利用の方ばかり。二人一組の自己紹介が終わると・・

ST「今日はお元気かどうかお隣の方に聞いてください」

0さん「(さらっと)おげんきですか?」

聞き取るのが難しいNさん「え・なに?ちゃんと言ってくれなきゃ

わかんないよ。あ、い、う、言ってごらん」

ちょっとびっくりしながらも場内爆笑

Nさん「(苦笑しながら はっきりと) おげんきですか?」

0さん「はいはい、げんきですよ」

場内和んだ雰囲気・・・

お二人とも発症後10年近く、ご利用歴も長いかたがた。

0さんは構音障害がありNさんは最近ますます聞き取りが難しくなっています。

そんなことにおかまいなくSTが出来ない指導をお互いになさっているのがこのごろの失語症フロアです。

マイクを持った皆さんの生き生きとした表情も忘れられませんね。

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