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故郷に想いをはせて2021年9月18日

富家在宅リハビリテーションケアセンター、居宅介護支援室の合田です。

コロナ感染症の影響により、長い自粛生活となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

皆様、それぞれ楽しみを持ちながらこの苦境を乗り越えておられることと思いますが、

とても豊かなおうち時間を過ごされているご利用者様がいらっしゃいますので、

ご紹介させていただきたいと思います。H様、74歳の女性です。

短歌の会に所属され、日常の出来事から趣味の短歌を詠むことを日々の楽しみに過ごされています。

又、奇数月に発行される短歌の冊子に、毎回10作品を掲載「10句くらいなら直ぐに書けるのよ。」

と笑顔で小冊子を見せて下さいました。

H様は、千葉県九十九里浜のご出身ということもあり、最近の短歌の題材は、

幕末に房総半島・九十九里浜片貝地方で攘夷運動を展開した真忠組事件について書かれることが多いそうです。

又、真忠組事件から想像を膨らませ、真忠組を名乗って活動していた浪士の半生を綴った小説も

執筆されているそうで、死ぬまでにこの小説を書き上げるのが目標とのこと。

壮大なプランを邁進中のH様、この真忠組の思想をどのように評価するかについては、

単なる尊王攘夷運動に過ぎないとする見解と、貧民救済と鎖国攘夷の要求を掲げる

世直し一揆という観点から再考しようとする見解があり、

いまだ定説をみるに至っていませんが、H様は、故郷の歴史に触れ、故郷を想いながら、

貧しい人々を救済する素晴らしい活動家が故郷に存在していたことを誇りに思っておられるそうで、

小説を執筆しながら、とても充実した時間を過ごされているとお話下さいました。

H様のように、故郷に想いをはせながら過ごす時間もまた、

有意義でとても素敵なことですね。

皆様もおうち時間を豊かにお過ごし下さいませ。

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