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薬は笑顔2019年7月27日

富家在宅支援センター富士見 ケアマネジャーの北川です

 

私が担当させて頂いている認知症の女性のご利用者は

ご主人と二人暮らし

 

 

1年前に脱水症状が原因で入院され

退院が決まってからの関わりです

 

入院前から認知症を発症されており

短期記憶の保持は困難です

 

退院時はご本人、ご主人共に退院に対する不安から

ピリピリした雰囲気もあり

ご主人は会うたび しかめっ面

 

「ご主人は怖い人なのかな~。自宅でお二人の生活は大丈夫かな」

と心配をしていました

 

しかし、自宅に戻ってから

ご夫婦での生活になると、訪問する度に

ご本人は体の調子も良くなり笑顔も多くなりました

 

 

一人で買い物にも出かけられるようになり

最近は毎日近所のスーパーへお出かけになります

 

 

ご主人は訪問の度に

「いつも同じ物を買ってくるんですよ。最近は豆腐とキュウリと~」

と、私に報告してくれますが

横からご本人が

「そんなことしてないわよ!全くいい加減な事ばかり言って」

と、笑顔で突っ込みを入れます

 

どんなにご本人が同じことを繰り返しても

ご主人は、注意はすれど必ず最後は自分が笑ってご本人を笑顔にさせます

 

ご本人もいつも冗談を言って笑わせようとしてくださいます

 

 

 

ご本人の冗談でご主人共に大爆笑だったのは

私の「借りている(電動)ベッドの調子はどうですか?」の問いに対して

 

「借りたいのはベッドじゃなくてヘッド(頭)です。」

 

と、物忘れは進行している状況ですが

そこはご主人が上手くフォローをしながらいつも対応してくださっています

 

何より、ご本人が笑顔でいられるように

一緒に笑って過ごしているご夫婦を見ていると

 

認知症を患ってもそばにいる人が理解をしてくれるだけで生活は成り立つのだな

 

と勉強させて頂きました

 

 

毎月ご夫婦とお話をするのが楽しみです

 

ケアマネジャーはこのような出会いがあるのも醍醐味です

 

 

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