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プッシュ式電話機2020年4月25日

こんにちは。
富家在宅リハビリテーションケアセンター居宅介護支援室秋月です。

先日、ご利用者様宅での面談中にお部屋内の電話が鳴りました。
「ジリリリリーン」と懐かしい大きな音が響き渡りました。
電話台の上に、子供の頃見たアンティークなプッシュ式電話機が置いてありました。

「母は、この電話なら自分でタクシーを呼んだり、自由に使う事が出来るのですよ。」と、
回線工事をして、あえてこの電話機に取り替えされた経緯をご家族様より伺いました。


また電話台の横の棚には、「A」という小さな部品のついたテレビリモコンがありました。

「このAというのはなんでしょうか?」とお尋ねすると、

「インターネットで買った探し物探知機です。」と、

「A、B、C、D、E」5個ボタンのついたメインリモコンを、

ご家族様のお部屋から持ってきて見せて下さいました。

鍵やお財布、テレビや照明リモコンなど、お母様が普段よく使う物に、

あらかじめA~Eの探知機を付けておくそうです。

「なくした時も、ボタンを押せば音が鳴るので、すぐ見つかるようになりました。」と伺いました。

お母様にとって、一番使いやすく暮らしやすくなることを大切に考えながら、

古い物と新しい物を上手に取り入れていらっしゃるご家族様の思いに感銘を受けました。

お仕事を通じてめぐり合う出来事に日々勉強させて頂いております。

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