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患者様に必要なもの2020年10月19日

メディカルホームふじみ野 山﨑万寿美です。

先日、70代のALSを患っている方が入居されました。

定年までお仕事を続けられ、バリアフリーのマンションを購入された直後に発症したそうです。

訪問サービスを利用しながら胃ろうを自己管理して過ごしていましたが、

いよいよ自力での生活が困難となりご友人、ご家族と共に入所されました。

球麻痺症状があり、会話が出来ないので普段はタッチパネルや

スマートフォンを利用してコミュニケーションを取っています。

室内に手すりをつけたり、ウォシュレットの位置を変更したりして、

できる限り自分のことは行ってもらえるよう工夫していますが、

便秘が続き、以前使用していた内服薬を投与すると、失禁してしまったとのこと。

「今まで出来ていた事が出来なくなって悲しいのですね」と

声をかけると嗚咽しながらうなづいておりました。

経管栄養とバイタルサイン測定以外では、

あまり訪問看護の機会がない方ですが、意識はしっかりしている方です。

今はコロナウイルス感染予防を避けるため、厳しい面会制限があります。

家族や友人の方々も気軽に顔を出せなくなっている環境で、

入居者の皆様も気持ちが落ち込んでおります。

身近にいるスタッフには、より一層温かな声がけや対応が求められているように感じます。

忙しくなるとついおろそかになってしまいますが、

「されたい看護」の精神を忘れないよう、気をつけて対応していきたいと思います。

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