はじめてブログを書かせていただきます。
4月に医療相談連携室に入職しました勝見と申します。
3月までは、知的障害を持つ方の施設で、新卒から実に20年以上働いていました。
ここ10年ほどは、利用者さんの働く場である福祉喫茶で、
調理に支援に、エプロンと三角巾で走り回っておりました。
医療の知識も介護の知識もない中、受け入れていただいた相談室では、
覚えても覚えても新しいことの連続で、もう新しいことを記憶する容量がない気がしますが・・
と弱音をはいた時には「記憶は定着するから大丈夫!」と励ましていただき、
そしてまた新しいことを必死で記憶する日々です。みなさん自分のことで精一杯な状況の中、
丁寧に教えてくださり、決して間違いを誰かのせいにすることなく、
時にはぐっと悔しい思いをこらえてまた笑顔で対応している姿を見ると、本当に頭が下がります。
記憶があやふやなくらい必死で過ごした6か月、気が付けば長すぎた夏がやっと落ち着き、
金木犀の香る頃となりました。少しは季節の移ろいにも目を向けて、
心の余裕を持つよう意識しながら精一杯がんばっていきたいと思います。