こんにちは。富家病院 5階クラーク十和田です。
今日は昨年まで入院していた“ぬり絵名人”Kさんのお話です。
Kさんは現在、お隣りのメディカルホームに入居しています。
Kさんは知る人ぞ知るぬり絵名人で、用意したぬり絵もすぐ底がついてしまいます。
そんな時は私が手書きでヘンテコなぬり絵を作っていたのですが、
Kさんが色を付けるとアートとなり、とても嬉しかった思い出があります。
そんなKさんが、私に会いたがっていると人づてに聞きました。
何だろう?? と会いに行くと‥、声を出せないKさんが、
手を使って“これを見ろ!これを見ろ!”と伝えて来ました。
なんと、そこには新作のぬり絵が、なんと私の顔のぬり絵があったのです。
「これ私じゃない??!」Kさんは、満面の笑みで、嬉しそうに自慢げに頷いてくれました。
なんでも、メディカルホームの介護さんが富家病院時代のナラティブアルバムに
入っていた私とのツーショットを見て作ってくれたそうです。
私もとても嬉しくなり、記念撮影をしました。「そっくりじゃ~ん!」と
写真とぬり絵を並べて撮ったり、ぬり絵と顔を並べて撮ったり、
病棟に戻ったら皆に見せるよー!と息巻いてKさんとバイバイしました。
スマホ画像を確認すると、
‥アレ? ‥顔が、まん丸になってるよ?
ぬり絵と写真は、確かにソックリなのに、実物とぬり絵が‥‥。
芸術の秋。そして食欲の秋。
来週は秋まつり。楽しみですね!!