こんにちは!
富家在宅リハビリテーションケアセンターデイケア室、
理学療法士の石井です。
さて、秋のお彼岸も過ぎ、少し暑さも和らいできたところで、
今回は「食と運動」をテーマにお話ししたいと思います。
「春苦味 夏は酢の物 秋辛味 冬は油と合点して食え」
これは、明治時代の医師であり、食養家の石塚左玄という方が残した教えです。
・春は冬の間に溜め込んだ老廃物を体から出す季節。山菜や菜の花などの苦味のある食材には、代謝を促進する効果があります。(ふきのとう、菜の花など)
・夏は汗で失われた水分とミネラルを補うことが大切。酢の物は食欲を回復させ、疲労回復にも役立ちます。(きゅうりとわかめの酢の物、もずく酢など)
・秋は夏の疲れを回復させながら代謝を高めることが大切。辛味のある食材は血行を良くし、体を内側から温めます。(大根おろし、しょうがなど)
・冬は体温を保つため、良質な油を上手に取り入れることが大切です。魚やナッツなどの油は、体を温め、免疫力を高めてくれます。(さんまなどの青魚、アーモンドなど)
そういうわけで秋から冬にかけては、自然に食欲が増して太りやすいのです!そこで代謝アップ体操をお伝えしたいと思います。
1.お腹ひねり+腕の開閉
①息を吐きながら腕を開き、体をひねる
②息を吸いながら腕を閉じ、体を戻す
・ゆっくり左右に10回×2セット
2.もも上げウォーキング風
①腕を振りながらももを高く挙げて、足踏みをします
・姿勢をまっすぐに意識してゆっくり1分間×2セット
●代謝アップには意識してゆっくり呼吸することが大切です。
暑さが落ち着いてきたばかりですが、冬に備えてゆっくり準備していきましょう♪