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こんにちは、リハビリテーションケアセンター透析クリニック看護師の高橋です。

特別養護老人ホーム「大井苑」より来院されるI様。私が出会ったのは3年前です。

認知症は少しずつ進行していますが、スタッフが話しかけると「あなた綺麗ねえ…!」

と誰にでも(笑)言ってくださる褒め上手なI様。

お若い頃は保険のセールスレディをされていたそうで、サービストークは今でもご健在なようです。

透析中I様は、お昼ご飯をどこで食べたらよいのか、

治療のお金を払いたいけど財布を持ってきていない、

帰りはどのように帰ったらよいか、透析はいつ終わるのか、

など様々な不安が込み上げてきて、「何も分からなくてごめんなさい…」

と悲しそうな顔をされることがあります。

その都度説明はするのですが、耳が遠くうまく聞き取れないことと、

認知症の影響ですぐ忘れてしまうのです。

そこで、写真のような用紙を手書きで渡してみました。

もともと博識であるI様は書いている文字をすぐ理解され、

分からなくなる度にその用紙を何度も読み直し

「ご飯は…そうだったね。大井苑に帰ってから食べるのね」

と納得してくださったのです。

その用紙は大事そうに毎回ご自分のバッグにしまい持ち帰られます。

認知症と一言で言っても、お一人お一人の症状は異なります。

患者様が少しでも安心して治療が受けられるよう、

これからもその人に合わせた関わりを大切にしていきたいと思います。

写真を撮ってもらうのが大好きなI様です。ピースが素敵です。

 

こんにちは、富家病院 医事課千葉です。

1年4ヶ月産休、育休を頂いて4月より職場復帰しました。

まだ私が出産する頃はコロナの感染が日本ではかなり少なく、

通常の出産・面会が出来る状態でしたが、

退院して家での育児がスタートしてからはコロナの感染が伸び続け、

謎のウイルスに生まれたばかりの我が子が感染したらと毎日不安な日々でした。

自由に外出出来なかったり、友人と会うことも、両親に子供を会わせることもできずで、

毎日子供と2人の生活に気持ちも落ち込みがちになり、

こんな状態で仕事に復帰して出産前のように働けるのだろうかと悩みました。

でも、復帰すると私の事を覚えて下さっていた外来通院の患者さんや入院患者さんの御家族、

一緒に働く病院のスタッフのみんなから「復帰したんだね、おかえり」

とたくさんの方が声をかけてくれました。

それがとても嬉しく、励みとなっています。

本当にありがとうございます。

これからも感謝の気持ちを忘れず、毎日笑顔で過ごしていこうと思います。

カテゴリー:富家病院

最近の日常2021年9月30日

こんにちは!新館2階病棟クラークの佐々木です。

ブログ掲載の順番が近くになるにつれ、

話題がないのでどうしたものかと考えていました。

最近は県外への旅行やレジャーを楽しむこともできず、

職場を往復するという生活の繰り返しが続いています。

うがい、手洗い・手指のアルコール消毒は勿論ですが、

買い物をしても、コロナ菌が着いてはいないかとアルコールで拭き拭きして

冷蔵庫などにしまうようにしています。

少しでも感染しないようにひっそりと生活する日常です。

その中でも、入院患者さんたちが毎日、

自分の好きだった歌手の歌を楽しそうに聞いている姿を見て、

一緒に歌ったり、その歌手との思い出を聞いたりするのがとても楽しいです。

日頃のストレスが患者さんたちと接することで癒されている気がします。

こんな素敵な癒しを絶対に自分が感染して壊してはいけないと

肝に銘じて日々生活をしていると言うこの頃の日常です。(笑)

カテゴリー:富家病院

ある夜のお話し2021年9月29日

富家病院 本館5階 刈田麻千子です。

ある患者様のお話です。

いつも日中はスタッフ見守りのもと車椅子で過ごされています。

主なコミュニケーションはジェスチャーか唇の動きで意思表示。

ある夜のこと、お布団に入るもなかなか寝付けない様子の患者様。

眠くなるまで、とナースステーションに連れ出しました。

私は眠れない患者様の気を紛らわそうと患者様の似顔絵を描いていました。

出来上がったお顔をお見せすると、、、

「これ、俺?」とジェスチャー。

「そう!正解!!」と伝えると普段はあまり見ない笑顔、

いや、口角が片方だけ上がったはにかんだお顔・・・笑

お顔しか描いていない似顔絵にそのあとしっかりと身体まで付け足してくれました。

それがかっこいい作業着姿!!!ウエストのベルトもキュッと締っていて、

「素敵~!お仕事されていた時の一張羅ですね」と言うとまたはにかんだ笑顔。

そのあと、お返しに私の似顔絵も描いてくれました。

とーーっても美人さんで嬉しくなりました(笑)

カテゴリー:富家病院

今日はイベント!2021年9月28日

こんにちは!富家デイサービスセンター苗間 鈴木です。

今回は9月に行われたイベントのご紹介です。

まずはバルーンアートで可愛いトイプードルのできあがり!!

「すごーい!」「割れちゃう!」ハラハラしましたが、出来上がると大歓声!

お次は手品!!そしてイリュージョン!!

笑いありの楽しいショーでした!

最後は巫女様が皆様に愛情たっぷりのお守りをプレゼント!

帰りの送迎者では、「楽しかった!!」「ありがとうね!」

嬉しいお言葉をたくさん頂きました!

次はどんなイベントやろうかな?考えるのが楽しみです♪

こんにちは。

メディカルホーム苗間 介護士 古内崇史です。

皆様お元気ですか?

朝・晩涼しくなり過ごしやすい日が増え秋の訪れを感じてきましたね。

秋と言えば、「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」そして「食欲の秋」

秋を表す言葉はいくつかありますが、秋は食べ物が美味しく頂ける季節ですね。

先日、買い物に行くと秋の食材をあちらこちらでみかけました。

秋刀魚 梨 ぶどう 柿 さつまいも りんご 新米 きのこ類など。

どの食材も美味しそうで、何を頂こうか迷ってしまいました。

もちろん果物が好きな自分は果物を購入しましたが。

本当に秋は美味しいものがありすぎて贅沢な季節ですね。

皆様も、コロナ禍で、あまり外出出来ないと思いますが、

お出かけの際は秋をみつけてはいかがでしょうか。

夏祭り2021年9月25日

皆様こんにちは!グループホーム鶴ヶ岡苑の恩田です。

先日第二回夏祭りが行われました(^^♪

コロナ下という事もあり、ご家族を招いて大々的に!とはいきませんでしたが

楽しく、和気あいあいとこじんまりなりにも楽しく大盛況に終わり担当職員の方々は

ほっとされた事と思われます。お疲れ様でしたm(__)m

午前中は天気に恵まれお庭で食事も楽しめましたね。

入居者の皆様と焼きそばや、たこ焼き、唐揚げに枝豆を作ったり、お店のようにして

配ったりしました。

どれも美味しかったですね~ヾ(*´∀`*)ノ

午後は雨に降られてしまいましたが室内でヨーヨー釣りをして、

必死に何個も釣られる方もいらしたくらい盛り上がりました。

最後はかき氷を一生懸命削って美味しそうに皆さんでほおばって幕は閉じました。

皆様の思い出の一つになれていたら幸いです。

来年はご家族を招待し、もっと楽しめる事を願うばかりです。

大好きな利用者様2021年9月21日

こんにちは!

富家デイサービスセンター看護師の山口です

ここ最近利用者様が施設に入所するという事で退所されました。

その方は元気で明るいゴルフが大好きな女性でした。

ご利用最後の日は、又、明日来所されるような感じでさよならとしましたが、

自分の心の中では淋しい気持ちもありました。

いつまでもお元気でいて欲しいと願っています。

こんにちは!メディカルホームふじみ野介護の水野です。

皆様コロナ禍で大変な毎日をおくられていることと思います。

おうち時間が増えご家族と過ごすことも増えた方も多くいらっしゃると思います。

ご夫婦で入居されているK夫妻はいつも二人一緒に過ごしていますが喧嘩をすることもなく、

仲良し夫婦です。しっかり者の奥様と少しお茶目なご主人はいつも訪問させていただくと

「仲良くなんかないよ。」「いちいちうるさいんだ。」等とおっしゃるご主人ですが、

実は二人きりになると一緒にテレビを並んでみていたり

奥様が困っているとすぐに声をかけたりと、とっても仲良しです。

お二人とも週に3日コーヒータイムがあるのですが、

もっていくと奥様は「貴方のいれてくれるコーヒーが一番美味しいの。」

「今日は貴方がいたからコーヒー貴方がいれてくれるかなって楽しみにしていたの。」

とおっしゃってくださるので簡単カプチーノレシピを我流でありますが書かせていただきます。

お好みの濃さのコーヒーをミルクと砂糖をいれていただいてカップにいれます。

別のコップに人肌程度に温めた牛乳(もしくはクリープをお湯で溶かしたもの)と

お砂糖をお好みで入れて、小さなマドラーで竹とんぼを飛ばすように手早く混ぜます。

よく泡立ったら先ほどのコーヒーカップに上から入れれば完成です。

皆様もぜひ作ってみてくださいね。

 

故郷に想いをはせて2021年9月18日

富家在宅リハビリテーションケアセンター、居宅介護支援室の合田です。

コロナ感染症の影響により、長い自粛生活となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

皆様、それぞれ楽しみを持ちながらこの苦境を乗り越えておられることと思いますが、

とても豊かなおうち時間を過ごされているご利用者様がいらっしゃいますので、

ご紹介させていただきたいと思います。H様、74歳の女性です。

短歌の会に所属され、日常の出来事から趣味の短歌を詠むことを日々の楽しみに過ごされています。

又、奇数月に発行される短歌の冊子に、毎回10作品を掲載「10句くらいなら直ぐに書けるのよ。」

と笑顔で小冊子を見せて下さいました。

H様は、千葉県九十九里浜のご出身ということもあり、最近の短歌の題材は、

幕末に房総半島・九十九里浜片貝地方で攘夷運動を展開した真忠組事件について書かれることが多いそうです。

又、真忠組事件から想像を膨らませ、真忠組を名乗って活動していた浪士の半生を綴った小説も

執筆されているそうで、死ぬまでにこの小説を書き上げるのが目標とのこと。

壮大なプランを邁進中のH様、この真忠組の思想をどのように評価するかについては、

単なる尊王攘夷運動に過ぎないとする見解と、貧民救済と鎖国攘夷の要求を掲げる

世直し一揆という観点から再考しようとする見解があり、

いまだ定説をみるに至っていませんが、H様は、故郷の歴史に触れ、故郷を想いながら、

貧しい人々を救済する素晴らしい活動家が故郷に存在していたことを誇りに思っておられるそうで、

小説を執筆しながら、とても充実した時間を過ごされているとお話下さいました。

H様のように、故郷に想いをはせながら過ごす時間もまた、

有意義でとても素敵なことですね。

皆様もおうち時間を豊かにお過ごし下さいませ。

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