医療ソーシャルワーカーとは、MedicalSocialWorker(メディカル・ソーシャル・ワーカー)の頭文字をとってMSWとも呼ばれ、入院相談や病気・けががもとでおこった経済的・社会的・心理的な心配事、不安な問題について相談を受け、問題解決のお手伝いをする医療機関などの中の福祉の専門家です。

富家(ふけ)会では、富家病院6名、富家千葉病院1名のMSWが医師・病棟スタッフ・リハビリスタッフなどと連携をとりながら、患者様、ご家族の方にとってより良い方向性を一緒に探していくように援助しています。


【1.入院相談 】
ご家族の方・他病院のMSWからの電話相談

患者様の現在の状態や状況などについて情報収集をします。そして、入院までの流れや待機期間などについて説明をし、主治医に診療情報提供書を依頼し送っていただくようお願いします。

ご家族の方と入院相談面接 
患者様のご家族の方と面談を行い、患者様の状態、家族状況、経済状況などをお伺いします。ご家族の方の当院に対する希望や将来について、どう考えていらっしゃるかを確認します。例えば、リハビリをして在宅療養を希望されるのか、施設入所を希望するかなどです。そして、当院の概要、入院費用や入院期間などについて説明します。最後に、病院内を見学していただきます。

入院予約
診療情報提供書での病状検討とご家族の方に入院について納得していただけることで正式に入院予約となります。

入院決定から入院手続き
患者様の状態により部屋を決定し、主治医に連絡、日程調整をします。ご家族、医療機関に連絡し、調整した日で都合が合うかどうか確認し、決定します。入院当日に入院手続きを行い、入院生活についての説明をし、何かお困りの時は、いつでも相談していただきたいことを伝えます。

入院時カンファレンス
医師・看護師・リハビリスタッフ・MSWにて病状、リハビリ・病棟での様子、ご家族情報などの患者様の情報を共有して、今後の方針について話し合います。



【2.入院中の相談 】
例)入院の支払いなどについて

社会福祉制度の活用を考えながら、ご家族の方と相談していきます。制度の説明をし、活用できる場合には手続きをしていただいてます。活用できる社会福祉制度には、以下のようなものがあります。

《身体障害者手帳の申請》
障害がほぼ固定されたと主治医が判断した時点、発症から6ヵ月を経過した時に、診断書を作成します。診断書・印鑑・写真を添えて各市町村の障害福祉課の窓口で 手続きをします。1・2級の判断が出れば、医療費の軽減、車椅子の作成、住宅設備改善、日常生活用具の給付などの制度が利用できます。

《高額療養費》
保険で支払う自己負担額が高額で、一定の額を超えて支払った場合、超えた額が申請によりご家族に支払われる制度です。自己負担額の支払いが困難な場合は、保険者より病院に直接支払う委任払い制度や、超えた額を先にご家族に貸す「高額療法費貸付制度」があります。

《生活保護の申請》
身体障害者手帳の医療費助成や高額療養費の制度を使用しても、支払いが困難な場合は、福祉事務所に申請します。患者様、ご家族の方の経済状況によって適用になるか判断されます。

例)今後の方針について
在宅療養を希望される場合には、介護保険サービスや、市町村によるサービスの紹介をしています。
施設入所を希望される方には、患者様の状態によって施設をいくつか紹介し、実際に見学していただいて決めていただいております。

上記のような援助を私たち、富家(ふけ)会のMSWは行っています。

何かご相談したいことがございましたら、お気軽にご連絡下さい。

富家病院   MSW 今成和子・木田裕美・山下佳子
富家千葉病院 MSW 勝亦雅美

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医療法人社団富家会 富家病院
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