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本当に地動説?!2022年2月19日

こんにちは。

富家在宅リハビリテーションケアセンターのケアマネージャー布施と申します。

今日は雨水という日です。季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、

定期法にて太陽黄経が330度のときと定義されており、2022(令和4年)は本日2月19日が雨水に該当します。

2月中旬以降は雪や氷が解けて水となり、雪が雨に変わって降るという意味合いからその名が付いているそうです。

春が待ち遠しいですね。

さて、今日は地動説を唱えたコペルニクスの誕生日でもあります。

1473(文明5)年2月19日、ポーランドで誕生しました。

カトリック司祭、天文学者、法学者、占星術師、経済学者、医師などの数々の分野で活躍していたそうです。

コペルニクス自身が敬虔なカトリック司祭であったにも関わらず、

当時主流とされていたキリスト教義の天動説とは全く異なる地動説を発表したことは、

大きな衝撃とともに激しい糾弾対象となり、発表当時は受け入れられないものとなりました…。

「地動説」が実証されたのは、没後200年も後になってからのこととなりました。

糾弾や弾圧など激しい逆境の中にあっても、自身の信念を最後まで貫いたコペルニクスを讃えて、

哲学者イマヌエル・カントは常識を覆す発想や展開を意味する言葉を、「コペルニクス的転回」と表現し、

今日でも世界共通語として使われています。

道を歩きながら、本当に地動説・・?!と信じられない気持ちになる凡人の私でした。

(コペルニクス)

(カント)

 

こんにちは 富家在宅リハビリテーションケアセンター デイケア室

介護士の小泉です。

寒い日が続いていますが皆様体調はいかがですか?

きょうはデイケアでのアクティビティの一つを紹介しようと思います。

この日はテーブルの上にある的に向かって 棒体操で使う棒をコロコロと

3回転がして合計点を競うゲームをしました。

周りで見ていた利用者様たちは、審判や点数係、応援団 アドバイザーなど競技者のほか

一人何役もご協力いただき、場を盛り上げてくださいます。

2回戦行い1位の方は2位の方に50点差の190点という高得点でした。

普段は転がさない棒に皆さん苦戦しながらも楽しく行う事が出来ました。

デイケアではこれからも感染対策をしながら楽しく身体を動かしていきたいと思います。

少々遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

富家在宅リハビリテーションケアセンター透析室勤務の綾部です。

当センターの透析室でも、新年を迎え、元旦より患者さんからも

「明けましておめでとうございます」「今年も宜しくお願いします」の声がたくさん聞かれました。

火・木・土曜日に透析をしている患者さんにとっては、元日からの透析となりましたが、

元気な声が聞けて、私自身も「心新たに頑張ろう!」という気持ちになりました。

☆富家在宅リハビリテーションケアセンター デイサービススタッフの手作りです。

患者さんが笑顔で見ていました。

 

入所・入居している患者さんの中には、「家に帰れなかったから寂しい」とおっしゃったり、

「家族に会いたかった」とご家族との思い出を話したりする方もいて、

まだまだ新型コロナウイルスの影響が大きいことを思い知らされる年明けでもありました。

しかし、透析室のスタッフが今年の干支の寅の紙風船をたくさん並べたり、

寅のかぶり物を付けて挨拶したりすると、「うわー」「寅がいっぱいいる!」「かわいい」と笑顔が見られたり、

「(かぶり物を)かぶってみる?」と聞くと、「うん」と頷いて、

かぶってスタッフに写真を撮ってもらったり(まさか頷いてくれるとは思わず、私も嬉しくなりました。)など、

楽しんでいる場面もみられました。「私、お料理好きだから、お節料理もよく作っていたのよ!」など、

お正月ならではの話も飛び出したりして、普段の透析治療の中ではみられない、

患者さんの笑顔や思いがけない話にたくさん出会うことができました。

まだまだ新型コロナウイルスの影響は続きそうですが、そのような中にあっても、

また、週3回、3時間あるいはそれ以上の透析治療の中であっても、患者さんが、笑顔や思い出話などで、

心和めるひとときが少しでもあれば…と思っています。

本年は穏やかな年となりますように。

患者さん、そしてこのブログを見てくださっている方々の健康とご多幸をお祈り申し上げます。

☆センターの裏に咲いています。まだまだつぼみもたくさんついています。

患者さんの笑顔やことばの花がたくさん咲きますように…。

 

こんにちは。ケアマネジャーの佐藤秀一です。

寒くなるとアルコールが恋しくなります(年中かもしれませんが)。

私が担当している男性で、アルツハイマー病を患っている方がいます。

短時間話していると一見、なんともない紳士。

でも時間が経つにつれ、同じことの繰り返しになります。

また、失くしものもよくします。

それについて奥さんにあたる事も。

そのような方ですが、過去ヨーロッパに数十年滞在していたことがあり、

ワインの知識がとにかく豊富。毎月の訪問時はケアの話題はそこそこに、

ワイン談義が始まってしまいます。

どういう土壌で作られたぶどうで、

どういう文化の交流で生まれたワインかなど・・・

生き生きと話す先輩の目を見ているだけで、こちらも元気を貰えます。

「毎日おいしくワインを飲める」という目標のために、

身体の運動、脳トレに励んでいらっしゃいます。

しかも愛情あふれる夫婦、こうありたい、と思います。

こんにちは。富家在宅リハビリテーションケアセンター介護士の田中です。

お店や町中などでクリスマスの飾りをよく見ますね!

夜になるとイルミネーションもきれいで、とても楽しい気分になります!

デイケアも、利用者様と一緒にクリスマスツリーとリース・オーナメントを今年も作りました。

バザーでもクリスマスグッズを販売しとても大盛況でしたよ!!

まだまだ寒い日が続くので、体調に気を付けてお過ごしください!

 

 

ドライバーさんへ2021年11月13日

こんにちは。

富家在宅リハビリテーションケアセンター透析室で介護を担当しています島村です。

この職場に来て、6年以上の年月が流れ、いろんな出会い・別れがありました。

同じ職場のスタッフ・患者さんは元より、いつもお世話になっているのがドライバーさんです。

私は、富家バスを毎朝利用させてもらうので、そのバスを動かすために

「何時に出勤するのだろう」

と考えると、大変だなぁと思い、雨の日・風の日・雪の日 変わることなく働く姿に関心することしきりです。

クリニックにはドライバーさんが7名いらして、シフトを組み足りないところは本院からお手伝いできてくださいます。

個別だったり、タイムスケジュールがずれたり、それこそ色々な条件をきいてくださり、本当に助かります。

時に、意思が伝わらずジタバタしてしまいますが、基本的には笑顔で応えてくれて、

みなさんとても人間が出来ていると感じます。多分、いろんな人生経験を積んで、

今に至っているのだと思いますが、元気でバイタリティーがあるなぁと感心します。

これからも気持ちよく患者さん、利用者さんが通院できるように協力していければ良いと思っています。

日頃あまり感謝の言葉を伝えられませんが、こんな形で気持ちを伝えてみました。

これからもよろしくお願いします。

 

こんにちは。富家在宅リハビリテーションケアセンター

ケアマネジャーの田中です。

介護保険は自立支援、尊厳の保持を理念のもと提供させていただいています。

利用者様の最期のケアをさせていただくこともあります。

ターミナルケアをさせていただいたT様。

抗癌剤治療のため入院しておりましたが、治療困難となり退院。

退院後は自宅でお風呂に入り、親戚と会い楽しい時間を過ごされていました。

パチンコが好きなことを伺い、ケアプランの長期目標は「パチンコに行くことができる」

旅立つまでの自宅療養生活10日の間に長期目標達成して下さいました‼

ご逝去後、家族様より「最期に幸せな時間が過ごせました。」と、お言葉をいただきました。

最期まで幸せに生活していただいたことに感謝しご冥福をお祈りしました。

「Quality of death」という言葉も聞くようになりました。

終末の質・・・最期まで笑って幸せに自分らしく過ごせる人生は素敵ですね。

T様、最期の時間に関わらせていただきありがとうございました。

 

こんにちは。富家在宅リハビリテーションケアセンター 理学療法士の柿沼です。

運動会シーズンですね。コロナの時期で実施できないことがありますが、

クリニックデイケアではリハビリや、アクティビティの時間に卓球や輪投げを行いました。

卓球が好きな方や、運動自体が苦手な方などいろんな方と行いましたが、

皆様笑顔で行っていました。

構えがプロみたいでした。

また一緒に卓球しましょう!!!

輪投げでは光るサングラスを付け輪投げを行っていました。

大盛り上がりでした!!!

 

こんにちは、リハビリテーションケアセンター透析クリニック看護師の高橋です。

特別養護老人ホーム「大井苑」より来院されるI様。私が出会ったのは3年前です。

認知症は少しずつ進行していますが、スタッフが話しかけると「あなた綺麗ねえ…!」

と誰にでも(笑)言ってくださる褒め上手なI様。

お若い頃は保険のセールスレディをされていたそうで、サービストークは今でもご健在なようです。

透析中I様は、お昼ご飯をどこで食べたらよいのか、

治療のお金を払いたいけど財布を持ってきていない、

帰りはどのように帰ったらよいか、透析はいつ終わるのか、

など様々な不安が込み上げてきて、「何も分からなくてごめんなさい…」

と悲しそうな顔をされることがあります。

その都度説明はするのですが、耳が遠くうまく聞き取れないことと、

認知症の影響ですぐ忘れてしまうのです。

そこで、写真のような用紙を手書きで渡してみました。

もともと博識であるI様は書いている文字をすぐ理解され、

分からなくなる度にその用紙を何度も読み直し

「ご飯は…そうだったね。大井苑に帰ってから食べるのね」

と納得してくださったのです。

その用紙は大事そうに毎回ご自分のバッグにしまい持ち帰られます。

認知症と一言で言っても、お一人お一人の症状は異なります。

患者様が少しでも安心して治療が受けられるよう、

これからもその人に合わせた関わりを大切にしていきたいと思います。

写真を撮ってもらうのが大好きなI様です。ピースが素敵です。

 

故郷に想いをはせて2021年9月18日

富家在宅リハビリテーションケアセンター、居宅介護支援室の合田です。

コロナ感染症の影響により、長い自粛生活となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

皆様、それぞれ楽しみを持ちながらこの苦境を乗り越えておられることと思いますが、

とても豊かなおうち時間を過ごされているご利用者様がいらっしゃいますので、

ご紹介させていただきたいと思います。H様、74歳の女性です。

短歌の会に所属され、日常の出来事から趣味の短歌を詠むことを日々の楽しみに過ごされています。

又、奇数月に発行される短歌の冊子に、毎回10作品を掲載「10句くらいなら直ぐに書けるのよ。」

と笑顔で小冊子を見せて下さいました。

H様は、千葉県九十九里浜のご出身ということもあり、最近の短歌の題材は、

幕末に房総半島・九十九里浜片貝地方で攘夷運動を展開した真忠組事件について書かれることが多いそうです。

又、真忠組事件から想像を膨らませ、真忠組を名乗って活動していた浪士の半生を綴った小説も

執筆されているそうで、死ぬまでにこの小説を書き上げるのが目標とのこと。

壮大なプランを邁進中のH様、この真忠組の思想をどのように評価するかについては、

単なる尊王攘夷運動に過ぎないとする見解と、貧民救済と鎖国攘夷の要求を掲げる

世直し一揆という観点から再考しようとする見解があり、

いまだ定説をみるに至っていませんが、H様は、故郷の歴史に触れ、故郷を想いながら、

貧しい人々を救済する素晴らしい活動家が故郷に存在していたことを誇りに思っておられるそうで、

小説を執筆しながら、とても充実した時間を過ごされているとお話下さいました。

H様のように、故郷に想いをはせながら過ごす時間もまた、

有意義でとても素敵なことですね。

皆様もおうち時間を豊かにお過ごし下さいませ。

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