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晩秋の風に吹かれて、のんびりと2025年11月8日

皆様、こんにちは。富家在宅リハビリテーションケアセンター、理学療法士の岳本です。

落ち葉が舞い、秋の名残と冬の気配が交錯する季節となりました。

朝晩はぐっと冷え込むようになりましたが、皆様は暖かくしてお過ごしでしょうか。

本日は利用者様と屋外歩行の練習をしながら、許可を得てストリートスナップ風に写真を撮影させて頂きました。

モノクロームにすると、すこし雰囲気が出るでしょうか?

少し曇っており少し肌寒い日でしたが、歩くのにも、写真を撮るのにもちょうどいい気候でした。

杖を突いて歩いている姿を後方から見ていると、哲学者ニーチェの「自らの足で歩む道こそ、人生の道である」

と言う言葉を思い出される貫録を感じました。黙々と歩かれていましたが積み重ねてきた人生経験を、背中が語っています。

同じく哲学者であるアリストテレスの言葉に「人生は習慣の積み重ねである」と言う言葉が残されていますが、

是非これからも元気に外を歩き続けられるようにリハビリを継続していけるといいですね。

もう一名、利用者さんが快く撮っていいよと言ってくれたため、近くの公園まで歩いていき撮影させて頂きました。

公園には桜の木が三本植わっており、その落ち葉がたまっている様子は正しく、

正岡子規の俳句である「吹きたまる 落ち葉や町の 行き止まり」がぴったりな光景でした。

その落ち葉の上を歩いている様子を写真にしました。お昼が近づき、

青空が広がって日差しが少し強くなり暖かくなってきましたが、風は少し冷たく秋らしい日和となってきました。

ベンチに座っていた利用者さんが「いい空だよ」と仰って、そのまま空を眺めていました。

哲学者イヌマエル・カントが「我々は、自然の美の感情において、理性的な無限を思うことができる」

という言葉を残しているように、ベンチに座ると考え事をしたくなる日でした。たまにはこういう日があってもいいですね。

これからだんだん、冬が近づいてきますが、体調に気を付けてお過ごしください。

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