ホーム > ナラティブブログ > 『ナラティブ・ホスピタル』 > ナラティブ・ホスピタル

ナラティブ・ホスピタル2021年5月27日

こんにちは!

富家病院 医事課の太田です。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、不要不急の移動を控えなえればいけない期間が長く続いていますね。

来年のゴールデンウイークの頃には、以前のように安心して故郷への帰省、

旅行が出来るようになっていることを切に願いたいと思います。

本日は、ナラティブ・ホスピタル第5章より一部をご紹介いたします。

入院患者様本人にまつわる気づきや出来事、交わした会話などをスタッフやご家族の誰もが書き込めるノート「ナラティブノート」があります。
入院中だけでなく、退院されてナラティブノートを読み返して「治療の日々は辛かったけれど、自分は頑張ったんだ」、「入院中も自分の人生は動いていて、今も人生は続いているのだ」、「入院していた時間も悪くなかった」「あれはあれで意味はあった」と思ってもらえたら嬉しい。
入院していた時間は、暗い歴史としてその人の人生の陰の部分になりがちです。しかし、そんな毎日を見守ってくれている人がいた。変化を綴ってくれている人がいた。そう知ることで、入院していた時間はその人の宝物になるのです。

私も少しでも人生の宝探しのお手伝いが出来るように意識して、携わっていきたいと思います。

最新記事

カテゴリー別一覧

月別一覧