こんにちは 検査科の松井です。
今年新しい生活がはじまった方も多いのではないでしょうか?
入学、入社、引っ越し、転勤など、環境が変わる季節です。
こうした変化にがんばってついていこうとすると、知らず知らずのうちに心や体に負担がかかってしまうことがあります。
そのつかれが、5月の連休明けごろにあらわれるのが「5月病」といわれています。
「なんとなく体がだるい」「やる気が出ない」「眠れない」「食欲がない」
そんな症状はありませんか?
病院で検査しても、特に異常は見つからないことが多いのですが、心が少しおつかれの状態になっているのです。
5月病は、若い人に多いと思われがちですが、実は年齢に関係なく、どなたでもなることがあります。
特に、春先に環境が変わった方や、まじめでがんばり屋さんな方ほど、気づかないうちに無理をしていることもあります。
そんなときは、「ちょっと休もうかな」と考えてみてください。
体も心も、休む時間が必要なときがあります。
以下のようなことが、心と体を元気にするお手伝いになります。
• 朝起きたら、カーテンを開けて太陽の光をあびましょう
• 気分転換に、近所をゆっくりお散歩してみましょう
• 好きな音楽やラジオを聞いて、のんびりした時間を作りましょう
• 「つかれているな」と思ったら、無理せずに横になる時間を取りましょう
もし、気持ちが落ちこむ日が何日も続くようなら、無理をせずにご家族やお知り合い、
あるいはかかりつけの先生に相談してみてください。
話すだけで気持ちが楽になることもあります。
5月病は、誰にでも起こりうる「春の心のゆらぎ」です。
季節の変わり目は、どうかご自分をいたわる時間を大切にしてください。