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継続はちからなり2023年5月15日

こんにちは。

メディカルホームふじみ野の介護士、長谷川です。

皆様、今回はメディカルホームふじみ野の入居者K様についてご紹介させて頂きます。

K様は、話をすることがとても好きで、

ご家族や、気の合う友人とは、携帯電話で話していると時間を忘れて、

会話に没頭し時が経つのを忘れるほど幸せだとおっしゃっていました。

また、棒針編みを得意とされています。K様は、話をしたり、

編み物をする目的の一つとして、物忘れの防止があるそうです。

そして、すこしでも時間があると、セーターやマフラー、靴下、

レッグウォーマーなどを編んでは、ご家族や友人へプレゼントをすることを喜びとされています。

写真のドリンクホルダーは暇な時間を見つけて編み、2日で作ったそうです。

「50代から編み物を見様見真似ではじめて、今では、セーターを一枚編むのに1週間かかる」

とK様。編み物歴は約30年の腕前です。私は、いくつかの作品を拝見しました。

ご自身の身体のサイズに合わせたセーターや靴下、

6月に生まれる曾孫様の為に編んだ可愛らしい赤ちゃん用の靴下の完成度の高さに、

「私が、自分で作るよりお店で買った方が早いです。

さすが、プロ、見事な出来栄えですね、感動しました。」と言うと

「鍋敷きは簡単につくれるわよ。セーターは無理、難しいから確かに買ったほうが早い」とK様。

明るく優しい笑顔と前向きな話を聞かせて頂き、いつも心が癒され、元気をもらえます。

これからは、電話だけではなく、ご友人の方とお会いして話をする機会が増える事と思いますので、

出来る限り楽しく過ごして頂けるようにお力になれたら幸いです。

編み物に飽きてきたら、気分転換に塗り絵をやって、

交互に進めると長く続いて完成させる事ができるそうです。

私は試したことはありませんが、一つのことに集中するよりも、

二刀流のほうが作業効率が良いかもしれません。

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